精米のプロに聞いた!新米のおいしい炊き方と長持ちさせるコツ!
みなさんこんにちわ!
3度の飯じゃあ物足りない食べるの大好き広報担当のイナバです♪
今回は、新米のおいしい炊き方と美味しさを長持ちさせるコツをご紹介します!
さて、みなさんご存知でしょうか
「新米には、新米に適したの炊き方がある」
ということを!
新米って、炊きあがりがつやつやしていて、香りが良く、口当たりももっちり、そして強い旨みがあり
ご飯が好きな方(私)にはたまらないものですよね!
以前記事にした中にもありましたが、
正しいお米の炊き方をすると、ご飯ってもっとおいしくなるものなんです。
せっかくの新米、おいしく食べたいですよね?
この記事を書いているのは8月ですが、聞いた方法を試したくて、
新米の時期が今から楽しみで仕方がありません・・・ジュルッ
以前の記事、通常のお米の正しい炊き方はこちらからどうぞ♪
⇩
正しいお米の炊き方を徹底解説!精米のプロに聞きました!
さて、新米に適した炊き方とは、、、
今回も、以前お話を伺った弊社の精米部門のプロに聞いた
新米を美味しく食べる方法をご紹介していきます!
新米とは
〇新米の基準
炊き方に入る前に、新米とはどういうものか、についてご説明しますね。
じつは、新米には明確な基準があります。
食糧管理法の定めによれば、
収穫した翌年の10月31日までは「新米」で、その日以降は「古米」となります。
さらに、JAS法の定めによると、
収穫した年の12月31日までに精米して販売できれば、新米という扱いになります。
うーん、なんだか分かりづらいので簡単に言いますと、
収穫して翌年の10月31日までは新米だけど、新米と明記して販売していいのは収穫した年の12月31日までだよ
ってことですね。
収穫してから一カ月位かと勝手に思っていましたが、意外と長いんですねぇ
〇古米とのちがい
さて、そんな明確な基準のある「新米」ですが、
収穫して翌年、10月31日以降の「古米」と一体何がちがうの?
と思われるかもしれません。
最近の古米は、低温管理され、新米とあまり変わらない品質のものが増えていますが、
違いとして強いて挙げるとすれば、新米は
・甘みが多い
・ツヤ、コシ、粘りが多い
・水分量が多い
といった特徴があります。
新米ならではのおいしさはここからきているんですね。
新米の炊き方
〇正しい分量
さて、では実際の新米に適した炊き方の説明に入りますね♪
まずは分量です。
以前の記事と重複してしまう内容ではありますが、、、
お米の分量は正確に計る
ことが、重要です。
一般的な調理用の計量カップの容量は200ml
対して、炊飯器に備え付けられている1合カップは180mlです。
お米を計るときは、専用のカップで計ってくださいね。
計量する時は、棒などですりきりをすると正確に計ることができますよ♪
計量については、新米でも古米でも同じ。
と覚えておいてください。
〇研ぎ方
次に、研ぎ方です。
ボウルに水を張った状態で、ザルに入れたお米を浸し、
サッと2、3度かき混ぜて水を流します。
※吸水量が一番多いタイミングですので可能であれば、1回目のお水はミネラルウォーター等のきれいな水を使うのがオススメ♪
2回目以降は浸る程度の水を張って指の先を使いかき混ぜるように優しく洗います。
これを4〜5回繰り返します。
ポイントとしては、
新米は水分量が豊富で、表面も傷つきやすいため、
なるべく
短い洗米時間で優しく
扱う事です。
〇水加減
さて、普通にお米を炊く場合、
お米の量に対して1.2倍の量が基準になります。
米1合に対し216mlです。
しかし、新米の場合は、
少し水の量を減らして炊く
のがオススメ
新米は水の吸収スピードが速く、繊維質も柔らかいため、
通常の水の量で炊くとやわらかくなりすぎるので、
1合に対し10ml程度水の量を減らす
と
おいしく炊けますよ♪
〇炊飯
さて、水加減を決めたら炊飯です。
普通にお米を炊く場合ですと
炊飯前にお米に水を吸わせる浸漬時間を30分(冬場は1時間)取るとよりおいしくなるのですが、
新米の場合は、浸漬時間は必要ありません。
浸漬時間を取ったとしても、5〜10分程度、それ以上漬けるとでんぷん質が溶け出し、
べちゃっとした食感になってしまいますので、気を付けてください。
あとは炊飯器にセットして炊飯ボタン!
ですが、
上記にもある通り、新米は水の吸収スピードが速いです。
ですので、高い火力で一気に炊き上げる方が、美味しく仕上がります。
つまり早炊きモード
ですね。
早炊きで炊いておいしい新米をご堪能ください♪
新米の保存方法
〇お米は生鮮物?
みなさん、お米ってどこで保存していますか?
シンク下に米びつに入れて保管している、という方も多いかと思います。
なぜこんなことを聞くかというと、
実はお米って、生鮮食品なんです。
そう、野菜や果物と同じ生鮮物です。
大量に保管していても悪くならないイメージがあるかとおもいますが、
保管方法や保管場所によっては、劣化することも考えられます。
〇美味しく食べられる期間と保存方法
一般的に、お米をおいしく食べられる期間は
精米から2〜3週間
といわれています。
お米は、精米の瞬間から空気に触れるたび酸化が進行し劣化します。
温度が高いと、酸化の進行もはやくなるため、
日光や空気に触れず、涼しいところに安置する
のが最良です。
もし、ご家庭の冷蔵庫に余裕があれば、
ジップロックやタッパーなど空気の侵入が少ない容器に
移し替え、野菜室に保管
するのがベストです。
冷蔵庫に入れるのが難しい場合は、大量に買い置きせず、こまめに購入することをオススメします。
ちなみに、
買ってきたときに入っていた袋は、パンク防止のため空気穴があいています。
なるべく、空気の入らない容器に入れ替えることで、劣化スピードが抑えられますよ♪
我が家ではペットボトルに入れて野菜室に保管しています。ペットボトルに入れておくと、
使いやすくてオススメですよ♪
ただ、
ペットボトルに入れる際は十分水気を切って
くださいね、
お米の保管に湿気は大敵ですので、
濡れたままですとカビ発生の原因
になってしまいます。
その点はお気をつけください
まとめ
さて、ここまで、新米に関するアレコレをご紹介してまいりました。
重要なポイントをまとめておきますね。
・新米とは、収穫して翌年の10月31日までのお米を指す
・新米は1合に対し10ml程度水の量を減らして炊く(ml)
・浸漬時間は必要なく、早炊きで炊く
・お米は生鮮物なので、密閉できる容器に入れ、野菜室に保管する
でした。
ああ、
新米がはやくたべた〜い
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全農ライフの通販サイト【PontY】
では、今回はこの辺で失礼します♪