みなさんこんにちは！
元気とご飯はもーりもり！EC広報担当のイナバです。
今日はお米の炊き方を記事にしましたので是非最後までお付き合いくださいね♪
さて、先日こんなことを言われました。
「正しいご飯の炊き方を知っている人は少ない」
弊社の精米部門の者が言っていた言葉で、今となっては私も同感です。
とはいえ私も
「炊き方次第でご飯はもっと美味しくなる」
なんて言われたところで
実際に試してみるまでは、
・誰がどう炊いたって味に違いなんてないでしょ。
・今やっている炊き方が間違っているとは思えない。
と思っていました。
確かにどういう炊き方でも食べられれば間違いではないのですが、
この記事を読んだ皆様の明日のご飯がおいしくなれば、という思いから、
精米のプロ直伝のごはんをもっとおいしく食べられる炊き方を基に写真付きでご紹介していきます!
記事自体は２．３分あれば読み切れると思います。
人生であと何回ご飯を炊かれるかわかりませんが、正しい炊き方を知って毎日おいしいご飯を食べましょう！
お米の計り方
〇計量カップで計る
まず、大事になってくるのは、お米の量をしっかり計る事です。
炊飯器用の計量カップを使って計ります。
ここで重要なのが、
・
炊飯器用の計量カップ
を使用する
・
すりきり
して正確に計る
以上の二点です。
調理用の計量カップは１カップ２００㎖対して、炊飯機に付属されているカップは１カップ１８０㎖
ですので、お米を計る際は、お米計量用のカップを使用しましょう。
計量時も棒などですりきりを行い、正確計ることがおいしいご飯への第一歩と覚えておいてくださいね♪
〇キッチンスケール（計量器）を使ってグラムで計る
もしお手元に計量カップが無い場合、
キッチンスケール（計量器）を使ってグラムで計ることも可能です。
お米
１合の重さは約１５０グラム
約、としたのは１合という単位が容積を表すものだからだそうです。よく使う言葉ですが、
意外と知らない方もいらっしゃいますよね。
かくいう私も、教えてもらうまでよくわかっていませんでした。💦
お米の研ぎ方
きっちり計ったお米も、正しい研ぎ方をしなければ台無しです。
さて、そもそもなぜお米を研ぐのでしょうか？
現代の精米技術ではヌカが大量に残っているという事もなく、
水を入れて炊飯器でボタンを押すだけで食べることは可能です。
ではなぜでしょう、
それは単純に
そのほうがおいしい
からです。
乾燥状態のお米は、
水に浸けた瞬間から一気に水を吸収
します。
この時にお米に付着していた少量のぬかや埃なども一緒に内部に吸収されるので、
炊きあがり時のヌカ臭さ、黄ばみの原因になります。
お米に付着したぬかや埃を適度に除去することにより、米の内部に吸収されるのを防ぎ、
おいしいごはんを炊くことができる、というわけです。
〇ザルとボウルを使って洗う
炊飯器の内窯でお米を研ぐのはオススメできません。
内窯のコーティングが剥がれ、炊飯器の寿命を短くしてしまうのです。
なるべくザルとボウルを使って研ぐことをお勧めします。
研ぎ方としては、まず、ボウルに水を張った状態で、
ザルに入れたお米を浸し、サッと２、３度かき混ぜて水を流します。
※吸水量が一番多いタイミングですので可能であれば、１回目のお水はミネラルウォーター等のきれいな水を使うのがオススメ♪
２回目以降は浸る程度の水を張って指の先を使いかき混ぜるように優しく洗います。
これを
４〜５回
繰り返します。
〇洗いすぎに注意
ここで注意してほしいのが、洗米しすぎないようにすることです。
必要以上に圧力をかけたり、
洗米をやりすぎると、
お米が割れ、口当たりがべちゃっとしたご飯になってしまう
原因になります。
洗米時間も、上記工程３分程度を目安に手早く行うことで、
うまみ成分まで洗い流すことを防ぐことができます。
炊飯をする前に
〇水の分量はきっちり計ろう
お米の量（ml）に対して１．２倍の量が基準になります。
米１合（180ml）に対し216ml
ですね。
食味を決める重要な部分です。
炊飯器の内窯の線で計る場合は必ず平らな場所で行ってください。
お好みで水加減を調整頂いて構いませんが、過度な変更は失敗の原因になりますので、
少しずつ調整することをオススメします。
〇最低３０分の浸水時間を取ろう
お米を洗い、水を入れたら炊飯器の炊飯ボタンを押す、、、
と行きたいところですが、そのまえに！
お米に水を浸透させることが重要です。
時間は
３０分程
（冬場は水温が低いので１時間程）を目安にしてください。
この工程を入れることで、ごはんが炊き増えし、よりふっくらとした食感になります。
逆にこの
時間が長すぎると、おこめのでんぷん質が流出
してしまい、
べたつきの原因になってしまいます。
我が家は前日に炊飯予約をして１晩水に浸けていましたが、これを意識するだけで、
ごはんがぐっとおいしくなりました。
少し手間かもしれませんが是非やってみてくださいね。
この工程が終わったら、あとはセットして炊飯ボタンをON！
炊きあがりをおたのしみに♪
炊きあがり
さて、いい香りが漂ってまいりました。
お米は炊きあがりに
１０〜１５分の蒸らし
をするとふっくらおいしく仕上がります。
最近の炊飯器は大半が蒸らしの工程も含まれている製品です、
一度お使いの炊飯器を確認することをオススメします。
ちなみに、
蒸らしすぎてもシャリが締まってしまう
ので、ご注意を。
〇「シャリきり」と食味の均一化
炊きあがりました！
この香りがなんとも食欲をそそりますね♪
さて、炊きあがったごはんは上の方と底の方で水分量が違います。
ごはんを装う前に
釜の中身を混ぜ込む
ことで、
余分な水分を飛ばし、均一な食味のご飯になります。
しゃもじを使って十文字に切り込みを入れ、
切るように底の方から優しく掘り起こしてください。
余談ですが、「シャリきり」は別名「天地返し」と呼ばれています。
なんだか必殺技みたいでかっこいいですよね。
まとめ
さて、ここまで精米のプロに聞いたお米の炊き方をご紹介しました。
ここで内容をまとめたいと思います。
おいしいごはんを炊くために必要なポイントは５つ
１．お米は専用の計量カップを使って正しく計る
２．洗米は手早く、やりすぎない
３．水の量はお米の１．２倍（容積）
４．約３０分（１時間）の浸水時間を取る
５．シャリきりで食味の均一化を行う
でした！
今回、炊いたお米は山形県の「つや姫」を使用しました。
下記リンクは弊社のサイトになります。
山形自慢のお米、はえぬき、つや姫、雪若丸など
常時取り扱っていますので、ご興味のある方は是非一度ご覧ください。
みなさんも正しい炊き方でおいしいごはんをたべてみてくださいね♪
全農ライフの通販サイト【PontY】
（一括払いのみ申し受けます）
